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萌やチンゲール/短ターン回復の可能性

かにです
2020.5の協力イベントで追加された萌やチンゲールの可能性を探っていくコーナーです
…実質単体考察では…?

contents


序章/回復強化


www.nanimono.xyz

この記事が書かれた去年の10月くらいに回復が仕様変更により強化され、そこから回復ゆるが続々と追加されたのも合わせて対戦で回復を見るようになってきましたね

過去記事から単語を借りると「単体回復」「他属性回復」「終盤回復」の3つに関しては強い局面では凄い刺さり方をして少なからず対戦に影響を与えている
この半年ちょいの間に追加実装された単体回復のミシュル嬢sターン2で他属性100%以上回復のパンダや青太子やレストラン子全体回復の瓜女中…といった強力な回復も増え、カードプール絶賛増築中である

一方で、自分がスキル対象かつスキル発動まで短いかわりに回復量がしょぼい事に定評のある「短ターン回復」はまあほとんど対戦じゃ見かけない訳です(リバ子がステ目当てで採用される程度)
そんな中実装された短ターン回復の萌やチンゲール
sターン1で全体40%回復を打つ事が出来、これまでの相場と比較すると破格の性能である(味方全体40%はそれまでのsターン3の相場である)

とはいえこれまで強ゆるの出ていない短ターン回復が実際どの程度採用価値がある物なのか。
対火力スキル性能ほかの耐久枠との差別化という観点から考えていきたい

追加されてからまだ対戦ないから間違ってるかもだけど許してね

対火力スキル性能


大前提として、回復したターンに味方が誰一人生存しない場合が多いとすれば、それは耐久スキルを打つ意味が無かった物として腐ってる判定になる
ここから考えると2ターン目から田島対田島とかポム対ポムみたいな状態が頻発する環境では採用する価値がない(まあ仕方ないポムネ)(進化リバ子がキツい原因は多分コレ)(最近の水単はメル子の影響力がデカいのは追い風ではある)

そもそも自身が低耐久でどんなエトナも耐えない事から多分高コスト縛りは全般的に厳しいと思う…火水縛りで耐久多めの日ならワンチャンあるかも…?(田島の影響力でかすぎて笑う)
一方で中-低コストだとsターン1の耐久要員が充実、かつヤバめな火力枠は少ないので、もやしを使っていくなら低-中コスト縛りのうち風エトナ伊藤が強くない日だと思います、適正コスト帯と自分のコストが合ってるのは期待大

耐久スキルとの比較(単純耐久)


上記だとsターン1に耐久枠が多い日ならどうやっても刺さるような書き口だが、他の耐久と比較して他の耐久枠より弱いんだとしたら結局採用するには至らない
sターン1の汎用シールドはカール(コスト帯違い)他におらず比較が難しいんだよな…

比較として(仕方ないので)「またどーるん」を挙げ、火水縛り、回復対象として「初手収穫にいがたん」を仮定、これに耐久スキルを掛けながら対水指数を比較する
(長すぎるので誰も読まなそうなとこは折り畳みました)

実際の指数計算結果 またこの項目のみまたどーるんをB(ぶるりん)、もやしをMって表記にします(BBの場合はまたどーるん2枚重ね掛けって意味になります)

  • 収穫祭ガタン(hp4508(無傷))を守る場合

ガタン()対水耐久→4508(0%カット)

ガタン(B)対水耐久→9016(50%カット)
ガタン(M)対水耐久→5410(17%カット相当)

ガタン(BB)対水耐久→12880(65%カット)
ガタン(MB)対水耐久→10819(58%カット相当)
ガタン(MM)対水耐久→6311(29%カット相当)

  • 収穫祭ガタン(残HP3606(8割))を守る場合

ガタン()対水耐久→3606(0%カット)

ガタン(B)対水耐久→7213(50%カット)
ガタン(M)対水耐久→4959(27%カット相当)

ガタン(BB)対水耐久→10304(65%カット)
ガタン(MB)対水耐久→9918(64%カット相当)
ガタン(MM)対水耐久→5860(38%カット相当)

  • 収穫祭ガタン(残HP2705(6割))を守る場合

ガタン()対水耐久→2705(0%カット)

ガタン(B)対水耐久→5410(50%カット)
ガタン(M)対水耐久→4508(40%カット相当)

ガタン(BB)対水耐久→7728(65%カット)
ガタン(MB)対水耐久→9016(70%カット相当)
ガタン(MM)対水耐久→5410(50%カット相当)

  • 収穫祭ガタン(残HP1803(4割))を守る場合

ガタン()対水耐久→1803(0%カット)

ガタン(B)対水耐久→3606(50%カット)
ガタン(M)対水耐久→3606(50%カット相当)

ガタン(BB)対水耐久→5152(65%カット)
ガタン(MB)対水耐久→7213(75%カット相当)
ガタン(MM)対水耐久→4959(64%カット相当)

  • 収穫祭ガタン(残HP902(2割))を守る場合

ガタン()対水耐久→902(0%カット)

ガタン(B)対水耐久→1803(50%カット)
ガタン(M)対水耐久→2705(67%カット相当)

ガタン(BB)対水耐久→2576(65%カット)
ガタン(MB)対水耐久→5410(83%カット相当)
ガタン(MM)対水耐久→4508(80%カット相当)

  • 収穫祭ガタン(残HP5(瀕死))を守る場合

ガタン()対水耐久→5(0%カット)

ガタン(B)対水耐久→9(50%カット)
ガタン(M)対水耐久→1803(99.75%カット相当)

ガタン(BB)対水耐久→13(65%カット)
ガタン(MB)対水耐久→3606(99.88%カット相当)
ガタン(MM)対水耐久→3606(99.88%カット相当)


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ガタンの手負い度と実際の耐久の関係

グラフの見方、横軸はガタンの手負い度(0.5ならHPが半分、1ならHP満タンです)
縦軸はその状態のガタンに回復やらシールドを施した時の実際の対水指数となってます

結論としては、HP満タン枠を守る上では(対火を考えなければ)またどーるんが強くて、耐久枠2枚くらいならまたどーるんド安定な感じになります、上限超え回復が半分の効果しかない事を考えてもまあ納得いくと思います
一方で回復の旨みは「HPの削れた味方のケア」であり、HPが削れている程その恩恵はシールドより大きくなります、1%蘇生にシールド重ねても耐えないけど回復すればワンチャン耐えるねっていうあの感覚ですね
また、回復を2枚重ねるよりも回復とシールドを重ねてった方が恩恵が大きくなりやすいです(つまりまつやまんやミシュル嬢の生存を重視するなら回復よりシールド)

またどーるんでは対火耐久を上げられないがもやしなら多少カバー出来るって点は今回は考慮外です(実際の火水の2枠目って火が殴り合うけどなぁ…)

便宜上マタドールんとガタンで計算しましたが、他の枠でもおおよそ同じ傾向が現れるので、回復は特に手負いの枠に優しい、こう言えると思います
ここで言う手負いの枠について、初手のガタンの他にも2ターン目にスキルを使いつつ生存したcr雀なんかに対しても有効で、sターンが1である利点も活かして即回復して3ターン目に再度水属性を吸わせる事ができるでしょう

まとめ


もやしはsターン1なので使いやすいってのも思います

回復の旨みを一番活かした運用は「手負いの初手が生まれやすい環境で」「味方に1体だけ(残りは別の耐久枠を並べる)」って感じだと思いますね

これからsターン2とかの全体回復とか出てきそうな気もしますが、どれくらいの回復になるんでしょうかね…sターン1回復よりも汎用性は下がりそうながらも鰹パレとの横並びも考えられるのでこれもまた期待して待つ感じで