かにです
万博に行ってきました。
100人がいけば100人が違う感想を抱くとは思うので、サンプル程度にお願いします。
当方、自称英物ガチ勢です、対戦よろしくお願いします。教養はある方です。
かにさんこの要素見落としてるね??教養?笑わせてくれるじゃん????って時はコメントください。後から読んだ人の役にも立つ。
すごい量のネタバレを含みます。嫌人(いやんちゅ)は自衛してね。

contents
- contents
- 考えてしまう話・言語化
- 評価軸
- フィリピン館
- 赤十字館
- 北欧館
- チェコ館
- コモンズ
- トルコ
- (労災屋根)
- バングラデシュ館
- セネガル
- チリ
- カンボジア
- アルジェリア
- オマーン
- 国際機関
- コロンビア
- マレーシア
- モザンビーク
- 夜の地球
- アフリカレストラン
- バーラト
- オーストラリア
- スペイン
- コモンズ
- 韓国
- ドイツ
考えてしまう話・言語化
まずは、大阪万博2025の目的を知るべき。
いのちそのものを改編するまでの高度な科学を築き上げた私たちには、人類が生態系全体の一部であることを真摯に受けとめるとともに、自らが生み出した科学技術を用いて未来を切り開く責務があることを自覚し、行動することが求められる。
人びとにいのちを考えるきっかけを与え、創造的な行動を促すものとなるに違いない。他者のため、地球のために、一人ひとりが少しの努力をすることをはじめる。その重なり合い、響きあいが、人を笑顔にし、(略)大阪・関西万博を「いのち輝く未来をデザインする」場としたい。
https://www.expo2025.or.jp/overview/philosophy/
要素を箇条書きすると、
①科学がいのちを脅かしうるので、
②万博をいのちについて考える場とし、
③行動を促す、設計図を示す。
例えば、①温暖化によって陸や海の動植物が失われつつある、②うちの国こんなすごい場所あるんだけど、こんな綺麗な自然を失うわけにはいかないでしょ?③持続可能な開発とかしようね!、みたいなパビリオン構成をするのが、大阪万博的には模範回答になります。おそらく。SDGsだね。
まあ、あくまで模範回答は模範回答であり、みんながみんなこんな意識高い事を第一優先で考えてるわけではなく、考えてはいるが自国のイデオロギーや美しい過去が見え隠れしたり…いや、隠そうとすらしてないようなパビリオンが相当数あるのである。
シンプルに③を国力的にうまく示せなくて主張が弱くなってしまい、相対的に②が目立ってしまうパターンとかは仕方ない。
はなから②しか見せる気ない国とかがいる。しかもアピールポイントが自然じゃなかったりする。きみ何しにきたの???
ダメだとは思わない。自分はむしろ面白いなって思う。せっかく出すならSDGsなんて食えないものより国益に繋がりそうなことしたいよね、って思想は実際わかるから。観光や投資を促すとか。
あとは、一般的な話として、自国のイデオロギーを主張しすぎると隣の国の人とかが怒ったりするものですが、怒られの発生を恐れず、出したい展示物を敢えて出した、という姿勢を、むしろ評価していきたい。
あと③について、なに氏みたいなちびっこにも考えるきっかけを与えられるような体験型施設による「インタラクティブ性」は大きな加点評価です。
とまあ、こういう事を考えちゃう人の振り返り記事です。
評価軸
・おすすめ度
普通の人におすすめできるかどうか
・英物的度
この記事を雑記に上げるためには必要な項目
・なにポイント
総合的になに氏がどれだけ気に入ってしまったか
3軸から、最大☆5つで評価します。
フィリピン館
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度☆☆☆☆☆
・なにポイント☆☆☆☆☆☆☆
いきなり何?

まずはこの画像をじっくり見てほしい。
わかる人はこれだけでなに氏の高評価の理由が十二分にわかるはずだ。
画像上部。見慣れた縞模様。
見切れた説明パネルには「コルディリエーラ」の文字列。そう、棚田さんですね。

伝統技術で織られた地域ごとの布の意匠が見ていて楽しいです。

バナナになれます。
インタラクティブです。

エンパナさん体験映像もあります。
インタラクティブではない。
トゥバタハ・パラワンについても言及しており、2日目昼時点、いまのところ英物的には一番素晴らしいパビリオンです。
赤十字館
・おすすめ度☆☆
・英物的度☆
・なにポイント☆☆☆
予約がこれしか取れなかったので突撃。
興味があるところは今まさに紛争などが発生している地域の扱い。内容が内容だと某イスラエルみたいな所が勝手にキレるのでは?平和団体としてのバランス感覚が問われる。

日本人と、阪神・東日本の地震をピックアップ、国内に焦点を当てる、という形を取ってきた。主意は伝わるのでそれでいいと思う。それでもガザとか映し、逃げなかった。ベストバランスだと思う。知らんけど。
英物要素は反魂タン。こじつけ。
北欧館
・おすすめ度☆☆
・英物的度☆
・なにポイント☆☆
アイスランド・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマークの5国のパビリオン。
スウェーデンとフィンランドは対戦に登場し、デンマー君もいる、英物勢としては期待の地域。

が、一切登場せず。スオメリンナもワイナミョイネンもガンメルスタードもターヌム遺跡も出てこなかった、残念。
5国あるから特定のスポットをピックするのはきついか。
内容といえば北欧らしく、福祉・ジェンダー平等・持続可能な開発・デザインとかそういう。優等生。優等生すぎてつまらん。インタラクティブが足りない。
熱中症対策でブリックパックの水をくれる、ありがたい。あと北欧デザイン好きな人は好きかも、ムーミンとか売ってる。英物要素はニョロニョロがぶりょぶりょに似てる事。偶然の一致。
チェコ館
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度☆
・なにポイント☆☆☆
ボヘミアングラスで構成されたすごい綺麗なパビリオン。触れる。
芸術作品が色々展示してあるため、感性の豊かさが試される。
カフェ併設。メニュー見忘れたけど英物ストーリーには何も登場しないので誤差。開幕ストーリーでビールは触れてる。
レネちゃん。対戦Nみたいな趣がある。全く関係ないけど。チェコのNは知的生命体だけど。

レネちゃんの元ネタ。製作者のレネー氏曰く、「ガラスには、できるだけ自由に振る舞うチャンスをあげたかった。」良すぎる。構築記事とかで使いたいフレーズ。
コモンズ
小さいパビリオンの集合。数が多いので印象に残ったものだけ。
ベリーズ
・おすすめ度☆☆
・英物的度☆☆☆☆
・なにポイント☆☆☆
カリブ海諸国Nのベリーズさん。ベリーズだからね。ブルーホールに飲まれなさい!
キューバ
・おすすめ度☆☆
・英物的度☆☆
・なにポイント☆☆
ラム酒を売ってる。
マーシャル諸島
・おすすめ度☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆☆☆☆
「たとえ自分の家が浸水したとしても、私はここにとどまることを選びます。」「私たちはここで一生を終えるでしょう。」
水爆実験の舞台となり、最近は海面上昇で沈みそうになっている国、マーシャル諸島。大国に運命を翻弄され続けてきたが、怯まずメッセージを打ち出している。意識だけ高くファッションでSDGsっつっとけばいいと思ってる人たちとは一線を画す覚悟のキマり方である。本気で考えなきゃだよね。

前の戦争でのこともあり、元々日本と関連の深い国でもある。
ここ英物のブログであってる?
パキスタン
・おすすめ度☆☆☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆☆☆
床とかが岩塩でできたパビリオン。
前提知識として、日本は湿度が高く、岩塩を空気中にほっぽっとくと、勝手に湿気を吸って融解していきます。そんな岩塩でパビリオンを作ったら…まず発想自体が狂気の沙汰です。
しばらく靴がちょっとだけベタベタしました。おすすめ。
残念ながら英物的な加点はなし。
モンゴル
・おすすめ度☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆

大モンゴル主義。その映像でいいんだ…1000年前近くの栄光を引きずりおってからに。まぁモンゴルという国が一番輝いていた瞬間といえばチンギスハーンとかの時代なわけです。その影響力は遠い東の島国で羊料理の名前になるほどですから…
パレスチナ
・おすすめ度☆☆☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆☆☆

なんと、「いる」。それ以上の説明不要。万博運営、グッジョブ。
トルコ
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度☆☆☆
・なにポイント☆☆☆☆
こいつ(左の顔)に聞けばトルコの紹介をしてくれる。 聞けばアヤソフィアのブルーモスクとギョレメの妖精の煙突に言及してくれる。
但し聞かないとダメ。
あとはエルトゥールル号。エルトゥールル号のおかげでトルコは親日国、って情報は割と有名だが、逆にイライラ戦争の時にトルコが日本人に救援飛行機を出してくれた話が意外と知られてない気がする。知らなければ是非調べてください。
あとそうだ、パビリオン外でトルコアイス屋がトルコアイスしてたよ
(労災屋根)
・おすすめ度-☆☆☆☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆

釣り荷の下に入らない!ヨシ!ゼロ災で行こう!ヨシ!
万が一にも落ちるような事はないとは思いますが、そういう問題じゃないのです。
バングラデシュ館
・おすすめ度☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆

農業国だけどこれから持続可能DXで頑張っていくよ系。デザイン○。
セネガル
・おすすめ度☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆☆
インフラ投資してます、先端技術ありますよー系
展示物に日本語の説明がなく(QRコードを読めば出る)(英語読めばOK)、セネガルならではのアピールが途中まで薄かったが、最後の「奴隷の家」コーナーで日本語が復活。日本人に向けたそういう演出の可能性がある。
チリ
・おすすめ度☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆
国旗と風車をちびっ子向けに配ってる。
あとチリといえば銅。
カンボジア
・おすすめ度☆☆
・英物的度☆☆☆
・なにポイント☆☆

mzrの方のスーリヤのアンコールワット。ぴえん超えてぱおん超えてパオパオアーキテクチャ。
他にもいろんな石の人の顔が置いてあります。どれがトムでどれがガジュまる子なのかはよくわかんないけど…
アルジェリア
・おすすめ度☆
・英物的度☆
・なにポイント☆☆☆

砂漠きれいって話と歴史あるよって話とインフラ投資とか発展しててすごいぞ!って感じの内容だった
映像でヌミディアのマシニッサに言及。マシニッさんはチュニジアのゆるだけど、まあ隣だからね。
オマーン
・おすすめ度☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆

砂漠地帯に位置するが、オアシスや地下水等の水資源にはそれなりに恵まれてっぽい国。水を潤沢に設計に取り込んだ建物○。
展示はフォグ+光の演出、壁は傷で絵を描いたハーフミラーに下から光を当てるやつと思われる
国際機関
・おすすめ度☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆

ASEANが好きならわりとおすすめ。核融合について楽しそうに語るお姉さんがみたい人にもおすすめ。
コロンビア
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度☆☆☆☆☆
・なにポイント☆☆☆☆☆

[正解]コロンビア
でおなじみの国。↑画像のスペースでコーヒー豆や布(織物?)、パームなど、コロンビアの産物に実際に触れる事が可能。水は展示しなくていい気もするな…(びしゃびしゃになってた)

映像には語尾が「でゲス」なカルタヘナ市街と謎いゆるかわ石像群のサン・アウグスティンが登場。それならばとモンポス期待してたけどでてこなかった…

レストランでチキンエンパナーダを注文。そもそもエンパナーダはフィリピン料理ではなくスペイン・ポルトガル料理。コロンビアもフィリピンもスペインの勢力圏だったことを考えれば実質エンパナさんであることを評価しました。
むしゃむしゃ…ごくり。うまい!私今日からエンパなにものかになるっすよ!
マレーシア
・おすすめ度☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆☆
モザンビーク
・おすすめ度☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆

民族+技術系の融合展示。技術側のクオリティがなんとも言えない。日本で言う学士レベルな気がする。
夜の地球
・おすすめ度☆☆
・英物的度☆☆☆
・なにポイント☆☆☆

イシカワケンという国が出展。東アジアにあるらしい。
漆塗りの球に金で蒔絵を入れ、夜の地球を再現。
ちょっといいお椀LV100みたいな様相。
製作過程の映像が放映されていたが、警備の人に「40分あるからQRコード読んで先に進んでくださーい」って言われてしまった。40分あるのかよ。
英物要素はうるっしー。あと出口付近にいるくたにん。色とか全然違うけど。
アフリカレストラン
・おすすめ度☆☆☆☆☆
・英物的度☆☆☆☆
・なにポイント☆☆☆☆☆

タジン、チュニスさんです。
チネリ米ことクスクス(チーズ風味??)に鶏肉、オリーブ、杏が合わせられていておいしいです。
そして世界編でグルメツアーしてくれるゆるが意外と多くない事に気づかせてくれます。ありがとうチュニスさん。
オムレツ風ではないですし、液体が見えるので見た目的にはストーリーで言及されてるモロッコ風のスープっぽい方に近いんでしょうか?(スープではない)

他のレストランはイタリア!→ピザだよ!とか、ドイツ!→ビール+ソーセージだよ!とか、トルコ→ケバブだよ!みたいな安直かつ食べようと思えば普通になんとかなっちゃうものが多い中、いい感じにレア度の高い料理が出てくるのは本当にありがたいです。
日本人は食に貪欲だし、いつどこ見てもレストランには捌ききれない人が並んでいるのでこういう店がいっぱい出てて欲しかったなぁ〜
バーラト
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度☆☆
・なにポイント☆☆☆☆
まずどこやねん(インドです)
2023年にモディ首相が名前変えたい!って言い出したらしいです。indiaはイギリス風だから嫌なのかもという憶測が有力。
英物要素は田島春、強いて言えば車輪。
万博って各国でスタンプ押してスタンプラリーできるんですが、インドだけなんかスタンプがデカくて公式のスタンプブックの枠に収まりません。

(19ページは枠のないフリースペースになってるのをいいことにそこに押せよって言ってきている図)なんなんまじで。あいつだけマジで自由人だよな…
この手を合わせたオブジェが回転しててシュールだった、LINEとかで感謝する機会があったら録画したやつを送りつけたい
オーストラリア
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度☆☆
・なにポイント☆☆☆
スペイン
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度☆
・なにポイント☆☆☆☆☆

第一テーマは海流について。室町時代末期から続く日本との交流を導入として海の豊かさを守ろうをやっているように見えてすごく普通、が初見。
かと思いきや、途中から海賊の話題が唐突に発生。

イギリス海賊の不法行為によって失った金貨の権利を、裁判とかによって200年越しで取り返しましたよって内容。スペインの栄光といえば無敵艦隊らへん。確かにその辺の時代。こいつらまだイギリスにキレてる。最高じゃないですか。
以降はドンキホーテの話と結びつけて海洋発電風車の話を展開していたのが面白かったです。風車と戦うってそういう。
あとはフォトギャラリー、サグラダファミリアとかの画像が飾られたりする部屋の照明が、一定間隔で情熱の赤になる。こわいくらいの赤。
コモンズ
カザフスタン
・おすすめ度☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆☆

コモンズのくせに建物に入場待ちをさせてくる謎の国。同居しているアルメニアとブルネイはどう思っているのか。
「ウイ」という伝統的住居を模したパビリオン内で説明をしてくれる。ゲルではない。

「大胆、カザフスタン」で笑ってしまった。ナナナナー。ナナナナー。1点加点。
韓国
・おすすめ度☆☆☆
・英物的度-
・なにポイント☆☆☆☆

演出全振り。パビリオン入る前に「あなたにとって大切なもの」を録音されたが、1つ目の展示でそれが曲の一部になって登場。「家族」が異様に目立ってた気がするが儒教の国が意図的に仕組んだものかどうか、真相は闇。流石に偶然か。
総合し、国家ぐるみで日本同様のサブカル国家を目指していそう。世界的に見れば日本と思想は近い側の国だと思っている。特に表現の自由とか。向こうは向こうで雲行き怪しい気もするけど。不明。
竹島にウサギを送ってる場合ではない。いや、この場合は送り合えるようにしないといけないのか。ネタがアレなのでこの話はやめ。
ドイツ
・おすすめ度☆☆☆☆☆
・英物的度☆☆
・なにポイント☆☆☆☆☆

手放しで万人におすすめできる最高のパビリオン。基本めちゃくちゃ並ぶけど。閉店直前を狙え。

入り口でドイツパビリオンのゆるキャラ「サーキュラー」を受け取り、説明スポットに反応させたあと、サーキュラーの口に耳を近づけると、サーキュラーが喋ってくれる。かわいいね。 まるっこい見た目、手触り、確かな質量で、確かな愛着が湧く。

スポットに近づける、耳元に持っていく、インタラクティブを促す設計である他、各自がそれぞれの言語で、自分のペースで説明を聞けるため、展示としてとてもハイレベル。
内容もドイツの中でも特に先進的な取り組みを数々紹介。都市単位での取り組みができるのってすごい。日本じゃ厳しそう。トヨタのウーブンシティがイメージ近いのかしら。

パビリオンはふんだんに植物が使われているが、あくまで借り物で、万博終わり次第「返却」されるらしい。ほとんど資源の無駄が出ないようになっている。
展示を見終えたらサーキュラーを返却しなければならないが、回収口の坂をやや乱暴に転がすことになる。柔らかそうな見た目に反した「ゴッ」て音がする。確かな質量。あんまりにもあんまりだろ。おれは…おれは…